柳川市民文化会館水都やながわ

柳川市民文化会館

suitoやながわのコンセプト

ホームsuitoやながわのコンセプト

施設概要

名称 柳川市民文化会館「水都やながわ」
所在地 柳川市上宮永町43番地1
敷地面積

17,764.50㎡

建築面積 4,177.99㎡(建物本体)
延床面積 5,887.66㎡(建物本体)
  • 構造:鉄骨造、一部 鉄骨鉄筋コンクリート
  • 地上4階、地下なし
  • 最高高さ:26.7m
  • 劇 場:大ホール「白秋ホール」 イベントホール
  • 駐車場:敷地内 約340台 (うち車椅子用 6台分)
工期 着工:2018年 6月
竣工:2020年8月31日
開館:2020年12月20日 [供用開始日]
施工業者
  • 建築:西松・富士JV (用地購入費除く)
  • 電気設備:九電工・創広電気 JV
  • 機械設備:新菱・菱熱・鹿福 JV
  • 舞台設備:サンケン・エンジニアリング

水都やながわの基本理念

水都やながわの基本理念

水都やながわの事業方針

1.あらゆる市民が文化芸術にふれ、楽しむ場

単なる鑑賞の場ではなく、自ら演奏し、演じる場、文化芸術にふれるなどの文化芸術を楽しむ場とします。

2.人材育成の場

将来、市の文化を担う人材の育成に努めることで柳川らしい文化を創造し。地域に根付かせていくために、現役の活動者の育成と併せて、文化振興に対する理解者、支援者を増やしていく活動の場とします。

3.川らしさの創造を発信する場

本市は、先人の知恵と技術の結晶ともいうべき掘割を有するなど、柳川独自の環境を背景に城下町として栄えてきた歴史があります。これらは、国民的詩人北原白秋の詩歌の母体へとつながるなど、柳川の文化の根幹をなすものであり、次代に引き継ぐべき財産です。この風土に育まれてきた文化を受け継ぎ、また次世代に引き継ぐことにより、柳川らしい文化芸術が創造・発信される場とします。

4.交流を促進する場

水都やながわの周辺では「柳川よかもんまつり」をはじめ季節ごとに様々なイベントが行われています。また、近くに立地する足湯公園、柳川総合保健福祉センター「水の郷」にある温泉めあてに多くの人が訪れる、日頃から賑わいのある地域です。さらに、市の観光拠点である「沖端地区」に近いという立地を生かし、芸術のみに留まらない多様な文化交流を目指し、観光、産業、地域活動と結びついた賑わいを創出する活動、仕組みづくりを行う場とします。

愛称「水都やながわ」について

愛称は、公募により選ばれたものになります。原案となった「水都やながわホール」を制作した方の提案意図は以下のとおりです。

「水の都」柳川で、水郷の美しい街、柳川市の城堀沿いに誕生する本会館を、柳川らしく市民や来訪者の方々に末永く愛されるよう親しみやすく命名いたしました。

愛称募集にあたり、作品のテーマの多くは『白秋』と『水』に関する内容となっていました。
生活する私たちが思う以上に、柳川に関するイメージは掘割をはじめとした『水』であることを再認識したところです。
また、『水都』を選んだ理由ですが、掘割に面する水辺空間沿いの施設であることを前面に出そうと考えました。
掘割から遊歩道、広場、ロビー、ホールと連続して繋がる、親水性の高い空間を生かした演出(例:どんこ舟の活用【演者の船乗り込み、利用者の運搬、どんこ舟連結による舟舞台 等々】、白秋祭水上パレードとのコラボ)など活用可能な水路に面する、全国的に珍しい立地条件をフル活用し、水と文化芸術が融合した本市ならではの事業を発信することで、多様な交流を生み出す、新たな賑わいを生む交流拠点を目指していきたいと考えています。
さらに、博多弁にはなりますが、好きの表現である「すいとー」にもかけて、利用者に愛される施設にしたいという思いも併せて込めています。